★カズキの気迫 | Dear Green Field

★カズキの気迫

2失点目のミスを帳消しにしようと後半のあの時間でも長い距離を猛スピードで駆け上がった大輔も凄かったが、他にも選手の気迫が感じられた試合だった。


まずは、一樹の方。
平本の迫力は凄い。プレーはもちろんのこと、それ以外でも。

前半、副審の目の前でファールを受けた場面。主審はやや遅れて笛を吹いたのだが、副審はファールのアピールをしなかった。
「目の前で見てるのになんでアピールしねぇんだよ!(怒)」といったかどうか知らぬが、平本は副審に食って掛かっていた。
主審に「私がちゃんと見てるから」とか言われて宥めていたんだと思われるが。

後半では、味方が傷んで優也が故意にタッチにボールを蹴り出した場面。
当然栃木のスローインでプレー再開となるのだが、スローインを受けた栃木の選手がヴェルディゴールに向かってドリブルを始めた。
スタンドからのブーイングや選手からのアピールを受け、結局ゴールラインにボール蹴出したが。
そのときも平本は相手選手に強烈にガン飛ばしていた。
もちろん、あのボールを攻めてもルール違反ではない。でも、フェアではない。
以前プレミアで、プレゼントボールを受けた選手がゴールを決めてしまったあと、全く守備をしないように指示を出し相手に得点を入れさせた監督がいた。これなら、フェア。
でも、TOTOへの影響を考えると、後者の得点は八百長の誹りを受ける可能性はあるが。


続いて、もう一人のカズキの方。

安在は終了間際に強烈に足を攣ってしまい、まともに走れなくなってしまった。
あいにく3枚の交代枠は使った切ったあと。
急に方向転換をしたり、急加速・急停止をするとまた足を攣ることが確実な状態。
さすがにあの状態では最終ラインには置けないので、澤井がサイドバックに入り、安在はサイドハーフのポジションに上がった。
と言うより、いてもいなくてもゲームにあまり影響がないポジションに移ったと言う方が正解かな。
その状態でも、相手の最終ラインやゴールキーパーに凄い勢いでプレスを掛けにいったことが2、3度。
チームに迷惑を掛けている状況で自分のできる精一杯のプレーをしようとする姿勢が強烈に印象に残った。