★長崎戦ドロー  判定と信じられない実況中継 | Dear Green Field

★長崎戦ドロー  判定と信じられない実況中継

前半は安西のサイドで何回か裏を取られることもあり、やや押されていた印象。
後半は、ヴェルディの方が決定機は多かった。
あのうち1回でも決まっていれば……と言っても、勝負はチャンスの数や枠内シュートの数で決まるわけではないので詮無きことだが。


主審のファールに対する基準がかなりブレていた気がする。
あれでは、ますますゲームが荒れる。
激しい接触プレーを一律に流すより、ジャッジの基準がブレる方がずっとタチが悪い。

PKのやり直しのジャッジについては、いろいろ感想はあろうが、まぁ、ルールどおりの判断だろう。
解説者が言っていたとおり、キーパーは蹴るまではラインから前に出てはいけない。
(数年前までは、ライン上で動くのもダメだった)
そういうシーンが多くないのは、PKが決まれば、キーパーが何歩前に出ていたかに関係なくPK成功とされ、失敗したときだけ蹴り直しになるから。
実際には、1歩くらいは前に出てもお目こぼしになることがほとんどだが、優也は2ステップ出てしまっていた。あれは蹴り直しでも仕方ない。
でも、攻撃側の選手が蹴る前にペナルティエリアに入った場合(でPKが決まった場合)にも蹴り直しするのがルール。
これも、厳密に見ているなら昨日の判定でも仕方ないと言うしかない。


あと、久々のスカパー観戦だったけど、実況やカメラワークってあんなに酷かったっけ?
まず、PKの蹴り直しのときに優也にイエローカードが出たのを実況がはっきり確認していない点が信じられない。
現場で見ていれば、カードが出たかどうか分からないはずがない。それが見えていないようでは実況は失格だ。
何に対してのカードかは、オフィシャルに確認しないと分からないことも多いが。
それで、その後「PKを蹴る前に動いたことに対するカードか」みたいなことを言っていた。
それでカードはあり得ないってこと知らずに実況しているのか?
最終的には確認を取って、異議に対するカードとレポートされたが、これなら理解できる。

また、ボールがインプレーのときに、直前に実況で紹介した選手のアップやサポーター席(多くは長崎側)のアップ画像にスイッチングすることがたびたび。
あんな画はアウトオブプレーのときに映すべきで、インプレーの時は不要。ていうか、絶対にしてはならないスイッチング。
インプレーのときにボールに関わっていない選手のアップかなんか流していて、その瞬間に得点が決まったらどうするつもりなのだろう?
ゴールじゃなくても、凄いプレー(or酷いプレー)があったらどうするつもりなのだろう?
「別角度から撮った画でリプレイできます」とか言うのだろうか? LIVE中継はそんなもんじゃない。絶対に違う。
「プレーをカメラで追っていても撮り逃すこともあります」とでも? それは腕が無かっただけで仕方がない。人間である以上すべてを予測してなんて不可能。
でも、ボールに関係ない選手(多くは人気選手)の顔アップやサポ席、監督を追っていてプレーを撮り逃すなんて、腕以前の問題だ。
全く何を考えているのか理解に苦しむ。
最近は比較的よくなったと思っていたけど、久々に見ていてイライラした。
インターバルがたっぷりある野球中継と勘違いしてるとしか言いようがない。

まぁ、ヤングなでしこ(U-20女子代表)をアイドルのように取り扱ったフジテレビがやるなら、顔アップ多用もさもありなんだが、いやしくもスカパーがやることじゃない。