★荒川マラソンの大会要項が普通でない件

突然中止になった「荒川マラソン」。わが社でも、東京マラソンのトレーニングを兼ねて出場すると意気込んでいた人がいた。
また、同じ任意団体が主催する３月の「荒川スプリングマラソン」は東京マラソンに外れた人に格好のタイミングになっている。

で、「荒川スプリングマラソン」の大会要項が振るっている。
とても普通に日本語教育を受けた人が書いたとは思えない。
ちなみに、今回の「荒川マラソン」の要綱は見えなくなっているが「荒川スプリングマラソン」と同じ文章だった。

荒川スプリングマラソンの大会要項から抜粋
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１．自己都合による申込後の種目変更及びキャンセル時の返金は致しません。また、過剰入金・重複入金の返金は致しません。また、申込み受付は先着順となり、定員に達し次第締め切り致します。
２．荒天・地震・風水害・降雪・事件・事故・疫病等、主催者の責によらない事由での開催中止となった場合、参加費の返金は致しません。
３．私は、心疾患・疾病等なく、健康に留意し、十分なトレーニングをして大会に臨みます。
　　傷病・事故・紛失等に対し、自己の責任において大会に参加します。
４．私は、大会開催中に主催者より競技続行に支障があると判断された場合、大会主催者の競技中止の指示に直ちに従います。また、その他、大会主催者の安全管理・大会運営上の指示に従います。
（以下略）
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という感じで、３項目から唐突に参加者の誓約書風の文言が入る。
「ここからは参加者の誓約書です」という断りもない。従って、「私」はこの文章を作った人、掲示した人と解釈するのが日本語の常識。

手直しして
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３．参加される方は以下の項目に同意したものとみなします。
（1）私は、心疾患・疾病等なく、健康に留意し、十分なトレーニングをして大会に臨みます。…
(2) 私は、大会開催中に主催者より競技続行に支障があると判断された場合、大会主催者の競技中止の指示に直ちに従います。…
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てな表現であれば理解はできる。

しかし、この体たらく。間違っても普通の頭の人が作る要綱でなはい。
今時、振り込詐欺の連中でももうちょっとマシな文章書く。
日本語に不自由している人が書いたなら分からなくもないが…