★ＦＣ岐阜、井上平ら大量13人退団

平まで退団になりました。発表されただけでも13名。

加えて、三都主の退団も決定的との報道。
ヴェルディからレンタル移籍中の森の動向もどうなるのか？
こちらは2015年１月末までがレンタル期間なので正式発表は先になるのか？

つい最近まで深刻な経営危機にあった岐阜。
一応、今季(2014シーズン)開幕前に債務超過解消の目処が立ち、ラモスを監督に迎え、川口、三都主など元代表を補強しまくり。
元柏（現名古屋）のレアンドロ・ドミンゲスの弟クレイトン・ドミンゲスもシーズン途中でレンタルで補強。
そう、2007年のヴェルディとよく似てる。
元代表とは言え、Ｊ１から移籍の選手はそれなりの年俸のはず（栃木ＳＣでワンクッション置いた三都主はそれほでないかも知れないけど）。
当然、監督ラモスにもそこそこの年俸を払わなければならないだろう（本人がどう思っても、事務所や代理人が絡んだら世間の相場から大きく外れることはあり得ない）。

どこにそんな金があるのだろうと多くの人が思ったはず。
債務超過解消とは言っても、個人が第三者割増増資を引き受けたり、メインバンクが債務圧縮に応じるなど、一時的、緊急的な措置により乗り切ったに過ぎない（Wikipedia情報）。
再び債務超過に陥ればライセンスはく奪の可能性も出てくる。
また、（かつてのヴェルディ等のように）Ｊリーグから運営資金の融資を受けるような事態になれば、勝ち点減点の処分を受ける。


と、他人事のように書いているが、すべてヴェルディにも当てはまること。
「緑の心臓」とて打ち出の小槌を持っているわけではない。
ただ、ヴェルディの場合は、経営陣が身の丈（経営状況）に応じた補強しかしないので、財務基準的には安心していいだろう。
あとは、限られた財源の中でいかに勝てる面子を揃えるか。そここそが最大の課題。